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ネイルとは?

ネイルのケアをしているのが、もはや普通の事のようになってきている最近、どのようにみなさんはお手入れをしているのでしょう?全体の約6割以上は自分でやる主義のようです。サロンに行くという人は約2割で、サロンでプロのケアを受けるのも気分転換になるけれど、自分で出来るネイルのデコレーションアイテムも、お店に数え切れないほど売っているので、自分なりのデザインを試してみるのもいいかもしれません。

ほとんどやらないという人は、約1割少々のようです。では、私達はいつごろからネイルをするようになったのでしょう。

ネイルの歴史

ネイルの歴史は、古代エジプト時代・紀元前3000年以上に遡ります。この時代のミイラの爪痕をみると、今で言うネイルのような装飾がされていたようです。これを分析すると、この装飾は「ヘンナ」という植物の花の汁を使って染めているものだとされています。

階級が高くなるほど真紅に近い濃い色をつけていたともいわれているようです。古代エジプトでは、詰め先の色が階級を示す道具の一つとなっていたようです。

また、唐のの時代の楊貴妃は爪を染めていたというのも有名なお話です。世界のあらゆるところで、古い時代から爪先の装飾がなされていたという話が残されているようです。

日本では、江戸時代に爪を染める習慣があったことが「女郎花物語」などの書籍に書かれているようです。その方法は、ホウセンカの花とカタバミの葉をもみ合わせたもので染めるというものです。ホウセンカは古名を「爪紅(ツマクレナイ)」というところからも、この時代の爪を染めるという風習が広く知られていたことがわかります。

マニキュアの語源

「マニキュア」とはラテン語で「マヌス(手)」「キュア(お手入れ)」のことを意味します。つまり「マニキュア」とは爪に対するお手入れのことです。日本ではマニキュアといえば、ネイルカラーのことと理解されていますが、本当は広義のネイルケアのことを指しています。

普段私達が「マニキュア」と呼んでいるものは、本当は「ネイルカラー」「ポリッシュ」「ネイルラッカー」などと言います。

ちなみに、「ネイリスト」という言葉の発祥は日本です。海外では「マニキュアリスト」や「ネイルアーティスト」などと呼ばれているようです。日本では、日本ネイリスト協会が主催するネイリスト技能検定やインターナショナルネイルアソシエーションが主催するネイルスペシャリスト技能検定試験などの試験制度があり、ネイリストの技術を評価する一つの基準となっているようです。

日本へのネイルの文化到来はいつ?

現代のようなポリッシュが出来たのは、1923年の事です。なんとその元は、アメリカで発明された自動車塗装用のラッカーだったそうです。自動車が大量生産されるときに必要となった速乾性のラッカーが、ポリッシュに応用されたというわけなのです。その後日本に本格的に入ってきたのは1970年代でした。

ネイルの技術は人工爪などへと発展し、アメリカではネイルアートが大ブームとなったようです。立て続けにネイルサロンがオープンし、ネイルのみを取り扱う企業なども生まれ、一般の人にも定着するようになりました。日本にもその流行はあっという間に広がり、数多くのネイル商品やネイリスト、そして愛する女性達に支えられ、現在の日本のネイル技術は世界でもトップクラスとなっているようです。

これから広がるネイル文化

アメリカではネイルサロンが至る所にあり、ネイルケア中心のメニューが充実しているようです。日本と比較すると、とても気軽にネイルサロンに立ち寄り、爪を美しく整える習慣が定着しています。

日本ではまだまだ初めてネイルサロンを利用するには勇気がいる方が多いかもしれません。特別なネイルアートだけではなく、ネイルケアをするために日常的にネイルサロンに通うのも素敵な習慣だと言えるでしょう。

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Last update:2024/2/21

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